障害者支援施設うぐいすの郷　｜　訪問看護ステーション滝沢

午後おやつを食べた後は❝個別訓練❞の時間です　4種類程の各コーナーの中から、参加したいコーナーを選んで小グループでの取り組み

一斉に実施するレクリエーションとは、また違った落ち着いた雰囲気の中、生き生きと活動しています

今月は『体操』『トランプ』『製作』『昔語り』の４コーナー

本当はどのコーナーにも、まんべんなく参加して欲しいのですが、毎回同じコーナーを選択する利用者さんが多いです

でも、そこは良しとして楽しんでいただいております

『昔語り』は、昭和初めのころ実際に盛岡で起こった出来事、当時子供だった作者が昔を思い出し執筆した短編集となっており、家族や友達とのやり取りや会話に馴染みのある方言が多く出てくるのですが、それを聞いているだけでも楽しい様子の利用者さんたち

個別❝訓練❞ですので、ただただ聞いているだけでは終わりません！頭の中で情景をイメージしながら聞いた後は、職員の質問time

「朝鮮の女の人は何色の服を着ていた？」「何でこの時涙をこらえたの？涙が出るってどんな気持ちだったかな？」等々…。

ちぐはぐな答えも多いですが、『考えようとする事』自体に立派な訓練の意味があると思い、取り組んでいる職員です